住商グローバルメタルズ 金属業界の脱炭素をリード、米スタートアップSUN METALONへ出資及び事業連携
2024/10/04 10:17 FREE
住友商事グローバルメタルズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長執行役員:村上宏)は、10月3日、SUN METALON Inc.(本社:米国、代表取締役CEO:西岡 和彦)のシリーズAラウンドでの増資引受けを行うとともに、金属資源リサイクル事業における連携を開始すると発表した。
金属スクラップは、金属業界の脱炭素化に貢献するリサイクル原料として、中長期的に需要が増加すると予測されている。SUN METALONが開発・保有する独自の効率的な金属加熱技術は、従来の金属資源リサイクルプロセスと比較し、CO2排出量の低減に加え、低コストで安全・品質の向上にも寄与するとともに、さまざまな種類の金属をより価値の高い資源に蘇らせることができるもので、地球全体のCO2排出量の10%以上を占める金属製造業界に革命をもたらし、クリーンで持続可能な生産を実現するという。
住友商事グローバルメタルズとSUN METALONは、同技術の可及的速やかな社会実装を目指し、住友商事グローバルメタルズが持つ広域な顧客基盤を通じ、強固な販売体制を構築するとともに、同加熱技術により不純物を取り除いた高品位ブリケットの製造・販売による高度な金属資源リサイクルの事業化を通して、持続可能で豊かな社会の実現に貢献していく。
金属粉末を高効率に加熱するSUN METALON独自の加熱技術
金属加熱処理装置のイメージ
(IR universe rr)
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