経済産業省は2022年10月14日、2022年度第3四半期(2022年10-12月期)鋼材需要見通しを発表し、特殊鋼鋼材需要見通しでは、国内需要306万トン、輸出118万トンの鋼材計424万トン計434万トンとした。前年同期(448万トン)比では、5.4 %減となる見通し。
ただし、需要見通しについては、半導体等の部品不足、ロシアによるウクライナ侵攻の影響や為替の動向等、先行き不透明な状況は継続しており、需要の下ぶれリスクには十分注意する必要がある。
特殊鋼鋼材における第3四半期実績見込みは、2022年4月12日に発表された第2四半期(2022年7-9月期)需要見通しから、国内需要(288万トン)は22万トン、輸出(112万トン)は12万トン、計34万トンと大幅下方修正され、434万トンから400万トンに見直された。自動車の生産回復の遅れが大きく影響した模様。下方修正した前期実績見込比では、5.9 %増となる。
2022年度第3四半期(10-12月期)鋼材需要見通し

詳細は10月14日の経済産業省による発表は下記をご覧ください。
(IRuniverse)