日本アルミニウム合金協会は24日、霞ヶ関の霞山会館にて3年ぶりに新年賀詞交歓会を開催した。ただ、コロナ感染対策で円卓での着座形式のお弁当、といつものビュッフェ形式とは趣きが異なったが、久々の賀詞交歓会ということで賑やかさは変わらず。皆、旧交を温めた。

挨拶に立ったアルミ合金協会の山本会長(大紀アルミニウム代表取締役社長)は、世界情勢、景気動向、特に中国の動向に触れながら、アルミ合金製品の価格転嫁が進んでいるかについても言及。
また、世の中の脱炭素ブームは50年以上の歴史をもつ日本のアルミ合金業界にとっては大いなるビジネスチャンスだと鼓舞した。
来賓挨拶の経済産業省製造産業局の松野大輔課長もカーボンニュートラルはビジネスチャンスである旨を話した。
乾杯の音頭は日軽エムシーアルミの香山社長(合金協会副会長)が迅速に行い歓談に入った。
中締めは同じく副会長でエスエスアルミの北山会長が、ひさしぶりに皆が集まり顔を見たことで、業界みな和気藹々で頑張っていきましょう、と場を締めてお開きとなった。

(iruniverse yt)