5月24日環境展で最初に遭遇した展示品が以下の写真である。どこかの冷蔵庫の様な大きさ静かに鎮座しているのは、ニコンが開発した3次元プリンターである。

写真:ニコンが開発した3次元プリンター
従来の3次元プリンターは各種の粉末を層状に積層していくタイプであった。カメラメーカーのニコンが開発したプリンターは500nmの精度で、粉末を噴射し溶融しながら積み上げる事で寸法精度を高めることが出来る。

写真:Nikonの3Dプリンターのプラズマトーチで出来た製品の事例
カメラメーカーが技術の粋で製作した3Dプリンターは既に成型された製品の表面に新たな部品を付随させる事も可能である。上記の右上の製品は筒状の製品でその周辺に張り出したフィン状の部品を筒状の周辺に付着させたものである。
3Dプリンターの開発にNikonはカメラの映像技術へ情熱を積み上げたと思われる。
(IRuniverse/Katagiri)