Loading...

ANA、川崎重工 航空機のエンジンブレード廃材・胴体パネルの端材を活用しアップサイクル商品を開発

2023/07/25 11:19 FREE
文字サイズ

 ANAグループ(以下、ANA)はこのほど、川崎重工業株式会社(以下、川崎重工)とともに、エンジンブレード廃材や、航空機の製造過程で出る端材・余剰材を活用したアップサイクル商品を開発したと発表した。各商品は、ANAのECサイト「ANA Mall」にて20日から発売されている。

 

(20日から発売されたアップサイクル商品)

 

 本コラボレーションは、ANAの「運航のみならず製造も含めた航空産業の発展を目指す」という思いと、川崎重工の「他社とのパートナーシップからなる価値共創を経て社会課題にこたえたい」という思いが重なり実現した。

 

 川崎重工は、100年以上の航空機製造の歴史を持つ日本を代表する重工メーカーとして、ボーイング787の前部胴体やボーイング777およびボーイング767の胴体パネル等を製造している。

 

 今回発売中の商品は、川崎重工による取りまとめのもと、日本有数の航空宇宙産業の一大拠点である中部地区の航空機部品製造業各社※の工場で加工される。ANAは「ANAと川崎重工は、航空運送業と航空機製造業それぞれのビジネスの枠を越え、また地域とともに新たな価値を創造することで、日本の航空宇宙産業界全体を盛り上げていく」と述べている。

 

※天龍エアロコンポーネント株式会社、株式会社ナベヤ製作所

 

(IRuniverse G・Mochizuki)

関連記事

新着記事

アンチモン産業の国家戦略化による経済安全保障の再構築:2026年両会・黄水波代表の提言から読み解く資源覇権の行方

2026/03/16

「機会の窓」から「加速フェーズ」へ:中国における核融合発電の商業化ロードマップと直面する課題

2026/03/16

「生産量(トン数)」から「付加価値(品格)」へ:政策シナジーが導く中国鉄鋼産業の「新質生産力」への飛躍

2026/03/16

「製品輸出」から「ルール形成」へ:2026年両会・CATL曾毓群氏の提案に見る中国バッテリー産業の覇権戦略

2026/03/16

週刊バッテリートピックス「17-18日にバッテリーサミット」「阪和、青山傘下と代理店契約」など

2026/03/15

全固体電池の早期実用化に向けた戦略的ロードマップ:2026年両会・胡成中代表の提案から読み解く産業の未来図

2026/03/15

航空機用動力電池の商業化とサプライチェーン防衛:2026年全人代が示す「低空経済」の成長戦略

2026/03/15

規模追求から「本質的安全」の確立へ:2026年両会が示す電池材料高度化のパラダイムシフト

2026/03/15

2026年政府活動報告から読み解く中国新エネルギー産業の深層変革:「規模の拡大」から「システムの再構築」へ

2026/03/15

地政学リスクの長期化に伴う硫黄価格の急騰:構造的需給ギャップと産業チェーンの再構築

2026/03/15

ランキング