Umicoreはこのほど、Microsoftと電気自動車用バッテリー材料技術の研究を促進するため、人工知能(AI)の使用契約を締結した。これにより、Umicoreは、AIベースのアプローチを適用して、バッテリー科学者が新しいバッテリー材料を開発する支援環境を整える。市場投入までの時間を短縮する。
バッテリー材料AIプラットフォームは、マイクロソフトのAzure OpenAI Serviceになる。ユミコア独自の電池材料の研究開発から得られた数十年にわたる膨大かつ複雑なデータを分析、合成し、統合する独自のAI環境を構築する。さらに、ユミコアのデータを、シミュレーションモデル、実験、画像など、さまざまなソースからの外部の履歴データや最新技術に関する情報と組み合わせるという。
(IRuniverse G・Mochizuki)