
エネコートテクノロジーズ製のペロブスカイト太陽電池
中国電力は、次世代型太陽電池として期待されるペロブスカイト太陽電池の開発、販売などを手掛けるエネコートテクノロジーズ(京都府久御山町)に出資した、と発表した。薄く、折り曲げたり、軽量化できたりする太陽光パネルで、中国電力は、ペロブスカイトを普及させることで、中国地域5県のカーボンニュートラル化の推進につなげる。
エネコートは、2018年設立のベンチャーで、独自の高い材料技術などをもとに、研究機関などと連携しながら、ペロブスカイト太陽電池の社会実装に取り組んでいる。この技術に着目した中国電力が2月ごろに、協議を申し入れたという。
中国電力は今後、グループ全体とエネコートとの協業可能性について検討を進めていく。
(IRuniverse Kogure)