
愛知製鋼は18日、サステナブル経営推進機構(SuMPO)の SuMPO 環境ラベルプログラムに基づき、同社製造の特殊鋼棒鋼製品やステンレス形鋼製品について「SuMPO EPD」を取得したと発表した。
SuMPO EPDは、 LCA(ライフサイクルアセスメント)手法を用いて、資源採取から製造、物流、使用、廃棄・リサイクルまでの製品のライフサイクル全体を考えた環境情報を定量的に開示する認証制度。対象製品の環境負荷を客観的かつ定量的に評価することが可能となり、購入時の判断材料の一つとなる。
今回、認証を取得した製品は同社の資源循環型モノづくりの枠組みの中で、再生資源である鉄スクラップを主原料に環境負荷の低い電炉を用いて生産されたもの。認証取得により、客観的で透明性の高い環境情報を提示し、取引先の環境問題に対する取り組みに貢献していくことが期待される。
(IRuniverse K.Kuribara)