株式会社ダイセル(本社︓⼤阪市北区、代表取締役社⻑︓榊 康裕)は、4⽉21⽇、カーボンニュートラル社会の実現に向けて、同社グループにインターナルカーボンプライシング(ICP)※制度を導⼊したと発表した。
インターナルカーボンプライシング(ICP)とは、脱炭素の取り組み推進に向け、企業内部で独⾃に設定・使⽤する炭素価格(=カーボンプライシング)のことで、⼀般的に、気候変動関連⽬標の達成を⽬指す企業の計画策定に⽤いられ、脱炭素化による収益機会とリスクの特定、設備投資に関する判断基準、炭素価格の上昇や各国の炭素規制への備えなど、幅広く活⽤されている。
同社グループは、⻑期ビジョン「DAICEL VISION 4.0」において「循環型社会構築への貢献」をゴールとして定め、2050年カーボンニュートラル実現に向けて、2018年度を基準年として、2030年の温室効果ガス(GHG)排出量を50%削減する中⻑期⽬標を掲げ、「現⾏⽣産プロセス」「⾰新的技術」「エネルギー供給」の3つの切り⼝でGHG排出量を削減し、地球環境と共⽣する循環型プロセスの構築に取り組む。
【ダイセルグループのICP制度】
・ICP ︓10,000円/トン―CO2eq
・適⽤⽅法 ︓GHG排出量の増減をICPの適⽤により費⽤換算し、意思決定時の判断指標の1つとして活⽤する
(IR universe rr)