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バッテリー議連に高市早苗議員が参画―然るべき役職に

2025/05/09 18:48
バッテリー議連に高市早苗議員が参画―然るべき役職に

高市議員(右)と三宅事務局長

 

 

 未来社会を創出する、バッテリー等の基盤産業振興議員連盟(バッテリー議連)は8日、第17回総会・勉強会を東京都千代田区の参議院議員会館で開催した。冒頭には、高市早苗衆議院議員が同議連に参画した旨が三宅伸吾事務局長から報告された。

 

 三宅事務局長は「高市先生には然るべき役職にお就きいただきたいと考えている」と述べたうえで、参加者に同意を求めた。会場からの異議は無く、次回の総会で何らかの要職に任命される見込みだ。将来的には同議連の会長となる可能性も十分に考えられる。

 

 高市早苗氏は松下政経塾卒塾の衆議院議員で1961年の生まれ。これまで、内閣府特命担当大臣や経済安全保障担当大臣などを歴任しており、総務大臣にいたっては5回任命され、史上最長在職期間を記録した。

 

 

挨拶する渡海会長(中央)と甘利名誉会長(左)

 

 

 なお、現会長の渡海紀三朗衆議院議員は冒頭挨拶で、トランプ関税がバッテリー業界に与える影響についての懸念を示し、「日本は(バッテリー関連の)資源が少ないため、その点を補うべく対策を検討していかなければならない」と強調した。

 

 続いて挨拶した甘利明名誉会長は、再生可能エネルギーの安定供給問題に言及。外部からの意図したブラックアウトなどを防ぐため、「バッテリーの主成分のともかく、コントローラーだけでも国産を維持する必要がある」と警告し、渡海氏の発言に補足した。

 

 その後は報道関係者非公開で、電池サプライチェーン協議会による講演や、経済産業省による産業動向の報告が行われた。

 

 

(IRuniverse K.Kuribara)

 

 

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