2025/06/16 16:05
文字サイズ
国内アルミ合金とアルミスクラップ市況は、原料のスクラップ高を映して、製品に下げ渋り傾向が見え始めた。主力のADC12は16日現在、1キロ370‐385円と、上旬比で同値圏にあり、調整色が薄らいだ。原料のスクラップは、指標となるLME相場が1トン2,500ドル前後の高値圏で推移、国内の発生薄も重なって、上旬比で5‐10円の幅で水準を切り上げてきている。常連の中国勢に、関税問題で値上がりに直面した米国勢が新たな買い手として登場。これも上値を試すスクラップ市況に心理的な支援材料として働き始めており、米の関税政策をきっかけにした国際商流の変化の波頭が、国内アルミ関連市況にも及んできた。
この記事は会員限定です。お申込み確定後に続きをお読みいただけます。
新着記事
2025年10月 三酸化モリブデンほか輸入統計分析 三酸化モリブデンは2か月連続増加、累計数量・金額ともほぼ横ばい
2025/12/30
海底資源について :いよいよ始まる南鳥島沖の深海底における世界で初めてのレアアース泥試掘試験
2025/12/29
レゾナック:サステナビリティ説明会動を公開
2025/12/29
大同特殊鋼:IR動画を公開
2025/12/29
一般炭(12/26)
2025/12/29
東京製鐵の鉄スクラップ調達価格(12/29)
2025/12/29
Attero、電子廃棄物リサイクル能力を年間24.4万トンへ拡大、150億ルピーを投資
2025/12/28
LME Weekly 2025年12月22日-24日 アジア株・米株高で銅は12,000ドル超え史上最高値更新
2025/12/28
豪AbxグループのDeep Leadsプロジェクト 堆積浸出法でレアアース元素の優れた回収率達成
2025/12/28
インドの鉄鋼セクターにおけるグリーン産業政策: 産業・投資・排出にとってこの移行が意味するもの
2025/12/27
PRO