2025/07/30 12:09
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底値圏から反発局面入りしたリチウム市況の高値追いが続いている。主要指標の炭酸リチウム(99.5%、China)は7万元の大台を回復、 29日現在、1トン7万4,100元(仲値)の水準にある。3週間余りで1万元超水準を切り上げた。塩湖リチウム資源の中心地での地元当局による準大手企業への操業停止命令が直接のきっかけ。生産調整や、政府によるEV分野での極端な安売りの自粛要請を受けて、先安観から続いていた需要家筋の徹底した当用買いの動きに変化が出ていたタイミングとも重なり、上げ足に弾みがついた。投機筋の動きを指摘する声もあり、急激な上げに目先調整色が出る展開も予想されるが、なお上値余地を残している。低迷が続いていた炭酸リチウム(99.5% Delivered EU)もこれに反応、反発局面入りした。
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