2025/08/01 13:37
国内アルミ合金・スクラップ市況はコストプッシュ型の色合いを一段と鮮明にし始めた。実需の戻りは鈍いが、指標になるLME相場の高値推移と発生薄を映して、原料のスクラップが中旬比で5-10円の幅で水準を切り上げてきており、それに背中を押される形で国産ADCも上値を試す展開になっている。1日現在、同比で高値が10円高の1キロ397円の水準にある。日米関税交渉で最大の焦点になっていた主力仕向け先の自動車の追加関税が仕切り直しで15%に落ち着いたことにより、サプライチェーンには一定の買い安心感が広がっており、お盆休み明けの品薄もにらんで、なお上げ余地を残している。
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