ラムドン省人民委員会は、チャン・ホン・クアン精錬社が進めるアルミ電解製錬プロジェクトに関係する部局・企業の代表者と会合を開き、工場が2026年第2四半期(4〜6月)に稼働予定であることを明らかにした。
工場はNhan Co工業団地内に建設され、総投資額は約7億5,000万米ドル、敷地面積は129.42ヘクタール。年間45万トンの生産能力を有し、3段階で建設が進められる。第1段階(15万トン)は稼働開始時期に合わせて運転を開始する見込みだ。
プロジェクトは、国内アルミ生産能力の強化や輸入依存の低減に加え、年間約1,000人の雇用創出、GDPへの年間約9億米ドルの貢献が期待される。ラムドン省政府は、土地賃貸や建設許可、労働許可の発行などで建設を支援しており、地域経済と国内アルミ産業の発展に向けた重要プロジェクトと位置付けられている。
(IRUNIVERSE RS)