国際協力銀行(JBIC)は10日、三井物産が出資するオーストラリア連邦法人Mitsui Iron Ore Development Pty. Ltd.(MIOD)との間で、融資金額300百万米ドル(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結したと発表した。融資は株式会社みずほ銀行との協調融資により実施するもので、協調融資総額は430百万米ドル相当。
同件は、MIODが西豪州ピルバラ地域に位置するRhodes Ridge鉄鉱山の権益40%に関し、取得に要した資金の一部を融資するもの。
三井物産は豪州最高クラスの鉄鉱石品位と世界最大規模の資源量を誇るRhodes Ridge鉄鉱山の今後の開発を通じて、同社鉄鉱石持分権益生産量を現行約6200万トン/年から将来的に1億トン/年超へ引き上げ、同社の強みである鉄鉱石事業のさらなる拡大・盤石化を目指している。さらに、三井物産が参画するRobe River鉄鉱石事業とRhodes Ridge鉄鉱山は地理的に近いことから、鉄道や港湾など既存インフラの活用、鉱石のブレンディングによるシナジー創出も見込んでいる。
(IRuniverse K.Kuribara)