2025/09/16 19:45
文字サイズ
国内アルミ合金・スクラップ市況は、原料のスクラップ相場が主導する形で上昇基調を維持している。3月中旬以来の高値水準にあるLME相場(現物)に支えられてスクラップが上値を試す中、半歩遅れで製品の国産ADC もこれに続いている構図で、16日現在上旬比5円高の1キロ385‐410円の水準にある。需給実態そのものは実需の戻りの鈍さを発生薄が相殺する形でバランスしており、足元引き続き力強さはない。自動車関税の引き下げ、有力視される米の利下げ問題などの影響が市況にどう織り込まれていくのか、それが当面の焦点だ。
この記事は会員限定です。お申込み確定後に続きをお読みいただけます。
新着記事
中国、レアアース輸出規制をすべて撤回 米中首脳会談ファクトシート、ガリウムなども
2025/11/02
鉄鋼輸出入実績 ①輸出 2025年9月 鉄鋼輸出実績概況(全鉄鋼ベース)
2025/11/02
中国バッテリー大手各社が次々とヒューマノイドロボット専用バッテリーに参入している
2025/11/01
需要見通しが不透明で中国の鉄鋼メーカーの利益が圧迫 鉄鉱石価格に下げ圧力
2025/11/01
中国の代表団はブリュッセルを訪問してレアアースの輸出製限について議論する
2025/11/01
米国のレアアースおよび磁石生産者は米国主導の繁栄が中国の力を弱めることを期待している
2025/11/01
米国と日本がレアアース取引を成立させたことは、中国にどのような影響があるのか
2025/11/01
MARKET TALK 現地10月31日 弱中国PMIのなか売り買い交錯 Cu・Ni続落 Al反発
2025/11/01
レアメタル千夜一夜 第93夜 レアメタル戦争の裏側と自動車
2025/11/01
共英製鋼:26/3期2Q決算説明会を開催。業績見通しを据え置き
2025/11/01