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第30回令和7年度リサイクル技術開発本田賞が開催

2025/10/21 15:40 FREE
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第30回令和7年度リサイクル技術開発本田賞が開催

記念撮影の様子(前列の右端が助野会長)

 

21日、東京機械振興会館で、一般社団法人産業環境管理協会主催、第30回リサイクル技術開発本田賞、第51回資源循環技術・システム表彰の表彰式が行われた。リサイクル技術開発本田賞は、今年度で第30回の節目の年を迎えた。

 

 

 

開催に当たり、当協会の会長、助野健児氏(富士フィルム取締役会長)が挨拶を行った。助野氏は、「循環型社会の重要性が増す中で、日本はこれまで3Rの推進に力を入れてきた。しかしながら、製品の設計段階からの経済活動の本格化が課題となっていた。現在、産学官の連携のもと、資源循環の強化が進められている。リサイクル本田賞も本年度で30回の節目を迎えた。引き続き優れたリサイクル技術が生まれることを期待したい。」と述べた。

 

25年ぶりの法改正へ

 

経産省の福本審議官

 

続いて、資源循環技術・システム表彰、表彰式を前に、経済産業省大臣官房審議官,福本拓也氏が挨拶を行った。福本氏は、「国はサーキュラーエコノミーの3つの柱として産学官連携、投資支援、制度整備を掲げている。産学官では、産学官パートナーシップ「CPs」を結成し、連携強化を図った。投資支援は「GX国債」(GX経済移行債)を発行し、設備投資から製品までの一貫した支援を行う。法整備については、今年5月に資源有効活用法の法改正を行った。これは法改正としては25年ぶりとなる。エコデザイン、再生材の供給に配慮するような法律への改正を目指したもの。国としても、サーキュラーエコノミーを一層推進するために、引き続き支援を行って行きたい。」と話した。

 

 

 

なお、このあとに行われる、3R先進事例発表会については後日報告する。

 

 

(IRUNIVERSE Hatayama)

 

 

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