鉄スクラップは続伸。
11日に行われた関東鉄源の11月輸出テンダーでは前月比トン644円高の44,960円(H2/FAS)となった。
続いて同日夕刻には東京製鐵が全工場で鉄スクラップの購入価格をトン500円引き上げた。これにより東鉄田原工場のH2価格はトン44,000円、宇都宮は43,000円、九州は44,000円、東京湾岸も44,000円となる。
輸出はベトナム向けHMSでトン350ドル前後で変わらずも為替は155円前後の円安水準が続いている。
市中実勢はH2でトン42,000~43000円、新断バラで45000~46000円。輸出湾岸H2は43,000~44,000円。
国内では相変わらずの発生不足。
ベテランスクラップトレーダー筋は
「やはり、モノ不足に尽きるのではないかな。建設案件の先送りで解体工事は延期に次ぐ延期で鉄スクラップの発生不足を招いている。今年はずっとそうだが働き方改革の悪影響。高市首相にはここを早く「改革」してもらいたい。ブルーカラーとホワイトカラーの逆転現象が顕在化している」と社会派の分析に納得。
いまの発生不足状況が改善されないかぎり、スクラップのタイト感は続く。。鉄鋼製品の需要はまったくもって弱いのだが。。
あるいは、さらに電炉メーカーの減産が深まるならば、低い水準での需給ひっ迫感は弱まるだろうが。。どちらに転ぶのか?
(関東鉄源テンダーと東鉄田原陸上H2価格の推移)

(ベトナム輸入スクラップと為替相場の推移)

(IRuniverse Y.T)