日本冶金工業は25日、同社の川崎製造所で23日午前11時10分頃、新冷間圧延機から火災が発生したと発表した。同日午後には鎮火し、負傷者など人的被害はないという。
火元となったのは同製造所の薄板工場内の新冷間圧延機で、現時点で確認できている被災状況としては、新冷間圧延機の設備の一部の損傷で、人的被害や他設備、工場建屋への延焼はないという。
同社では火災原因について現在調査中としており、詳細は明らかではないが、既存冷間圧延機による代替生産を開始しており、操業上の大きな影響は見込まれていないという。
なお、業績への影響については判明次第、明らかにするとしている。
(IRuniverse G・Mochizuki)