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韓国電池3社、10-12月期はそろって営業赤字 通期でも2社赤字、EV失速で

2026/02/05 13:41
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韓国電池3社、10-12月期はそろって営業赤字 通期でも2社赤字、EV失速で

 韓国の電池大手3社の2025年12月期と10-12月期の決算が2月2日までに出そろった。10-12月期では3社はそろって営業赤字を計上。12月通期でも2社が赤字となった。世界的な電気自動車(EV)販売の減速で車載電池が伸びなかった。バイデン政権からトランプ政権に移行し、米インフレ抑制法(IRA)による支援が終了したことも響いた。

 

韓国電池3社の2025年12月期と10-12月期業績

(注:金額単位はウォン。▲は赤字。各社ホームページなどで発表の決算資料からIR Universeが作成)

 

 LGエナジー・ソリューション、サムスンSDI、SKオンの3社が決算を発表した。通期で営業増益を確保したのはLGエナジーのみで、これはリン酸鉄リチウム(LFP)と蓄電池(ESS)への分散投資が寄与した。同社はそれでも通期売上高が減収となった。

 10-12月期ではそろって営業赤字となったが、これは前年同期にIRAによる支援金が積み増されていた反動も大きい。LGエナジーやSKオンが米フォードとの合弁事業の再編で傷を受けるなど、進出先の米国の法律や状況に振り回された部分もあった。

 

 各社はESSやヒューマノイド向けに舵を切る。いずれも高出力が求められる電池だが、韓国勢は高性能な三元系電池に強みを持つとされる。寧徳時代新能源科技(CATL)などの中国勢に押されていた車載電池よりも、韓国勢にはプラスとなる可能性がある。

 

(IR Universe Kure) 

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