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太陽光パネルリユース・リサイクル協会が新春の集い―「多様な構成こそが最大の強み」

2026/02/06 14:49 FREE
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太陽光パネルリユース・リサイクル協会が新春の集い―「多様な構成こそが最大の強み」

主催者挨拶で登壇した浜田代表理事

 

太陽光パネルリユース・リサイクル協会(SP2R協会)は5日、都内で「新春の集い」(賀詞交歓会)を開催した。浜田篤介代表理事の挨拶のほか、東海大学の細田衛士学長補佐による基調講演、経済産業省と環境省の合同公演、教会活動報告などを実施し、同業界の転換期に向けて、結束を固めた。

 

SP2R協会は、太陽光パネル分野における資源循環の実現を目標として2022年11月に設立された団体。リユース・リサイクル業者のほか、発電事業者や太陽光パネルメーカー、ガラスメーカー、関連機器製造会社など様々なステークホルダーが参画している。発足当初、約20社だった会員数は審査中の2社を含め91社まで増加。年内には100社を超える見込みだという。

 

浜田代表理事は主催者挨拶で、「短期間での会員数の増加は、ひとえに皆様の協会に対する期待と、同分野への熱い情熱の証」と強調。「多様な構成こそが、複雑で多角的な課題に対し、現場やビジネスの視点、技術などから総合的な解決策を導き出す私たちの最大の強みである」と見解を示した。

 

また、「太陽光パネルのリサイクルに関する国の政策は今まさに大きな転換期を迎えている」としたうえで、法案作成や議論の場において、同協会からの政策提言が反映されていることを報告。「大変意義深く、私たちの稼働道の大きな一歩」だと伝えた。

 

同協会は小委員会などの議論の場で▽太陽光パネルの大量廃棄時における採択禁止規定の緩和▽トレーサビリティが確保されていない不透明な海外輸出規制の必要性――などを主張してきており、「具体的な制度設計に活かされようとしている」という。

 

今後は協会として、「法制化ワーキンググループ」を新たに立ち上げる予定とのこと。各省庁との連携をさらに強化していく意思を明示した。さらに、既存のリサイクル委員会、技術委員会に加え、物流委員会を新設する計画も明かした。

 

講演会の後には懇親会も開催され、会員同士の親睦を深めた。乾杯の挨拶は新井信行理事(リクシア)が務め、「こういった社団法人の集まりで環境省の室長クラスやエネルギー庁の課長補佐クラスが登壇して、質疑応答までつきあってくれることはなかなかない。それぐらい当協会が食い込めていることを意味し、そのポジションをうまく使って、いい仕組みを作っていけたら」と思いを述べた。

 

締めの挨拶では露口哲男理事(J&T環境)が登壇。「民意を国や自治体にしっかり伝えるという我々の役割は非常に大きいと思う。今年は正念場を迎えるため、皆様と一緒に頑張っていきたい」とし、一本締めで閉会となった。

 

なお、講演内容については別記事にて報告する。

 

(IRuniverse K.Kuribara)

 

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