日本ウエスト株式会社は、3月2日、株式譲渡契約に基づき、2026年3月2日付で、ツネイシカムテックス株式会社より株式会社サニー・クリエーション・プランニング(以下「SCP」)の全株式を取得したと発表した。
1. 株式取得の理由
同社グループは、創業以来「資源循環の最適化」をミッションに掲げ、近畿・関東・東海圏を中心に、廃棄物の再資源化および循環型社会の形成に向けた多角的な事業を展開してきた。特に、2025年に同社東海工場へ導入した「高度選別システム」は、従来のリサイクル手法では困難であった細分化された選別を可能にし、再資源化における「質」と「量」の両面で画期的な向上を実現した。
今回子会社化したSCPは、福島県を拠点に東北地方で長年培ってきた強固な物流網と、地域密着型の深い信頼関係を有している。日本ウエスト社の経営戦略における重要課題の一つであった「全国規模での資源循環ネットワークの構築」において、東北エリアの拠点は極めて重要な役割を担う。同社の持つ高度な選別技術・再資源化ノウハウと、SCPの地域基盤を融合させることで、東北地方における資源循環を一段上のレベルへと引き上げることが可能となる。
今回の株式取得により、同社グループは西日本から東日本、そして東北へとつながる広域的なリサイクルインフラを確立。これにより、既存の顧客へのサポート強化はもちろんのこと、広域展開している新規の顧客に対しても、地域を跨いだ一貫性のある高品質なリサイクルソリューションを提供できる体制を整えていく。
2. 今後の事業展開について
株式取得に伴い、同社グループは以下の点を軸に、循環型社会形成のリーディングカンパニーとしての役割を果たしていく。
(1) 東北地方における資源循環・循環型形成の推進
SCPの拠点を東北エリアの戦略的基盤とし、地域社会と連携した資源回収・リサイクルモデルを構築。同社の高度選別技術を順次導入することで、これまで埋立処分や単純焼却されていた廃棄物を高付加価値な資源へと転換し、東北地方の資源循環に邁進する。
(2) 顧客基盤の拡大と新規市場の開拓
近畿・関東・東海圏で培った実績を背景に、東北エリアでの新規顧客獲得を積極的に推進。特に、サプライチェーン全体での資源循環を模索されている企業様に対し、広域ネットワークを活かした最適なリサイクルプランを提案していく。
3. 株式会社サニー・クリエーション・プランニングの概要
名称: 株式会社サニー・クリエーション・プランニング
所在地: 福島県須賀川市桙衝字薊内10番地
代表者: 代表取締役 鈴木 基司
資本金: 2000万円
従業員数: 47名
事業内容: 産業廃棄物収集運搬、中間処理、資源リサイクル事業
株式譲渡日: 2026年3月2日
4. 日本ウエスト株式会社の概要
名称: 日本ウエスト株式会社
所在地: 京都府京都市伏見区横大路千両松町9-1
代表者: 代表取締役 長田 和志
資本金: 3000万円
グループ従業員数: 166名(時間雇用除く)
事業内容: 産業廃棄物の再資源化(RPF製造等)、総合リサイクルコンサルティング
(IR universe rr)