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高度選別解体と高品位・成分値調整を政府支援事業で推進―CPs鉄鋼WG

2026/03/17 10:45
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高度選別解体と高品位・成分値調整を政府支援事業で推進―CPs鉄鋼WG

経済産業省は12日、CPs(サーキュラーパートナーズ、通称:シーピーズ)の第6回ビジョン・ロードマップ検討WGをハイブリッド形式で開催。鉄鋼やアルミニウムなど各アイテム別のサブWGの検討・調査結果を報告した。鉄鋼WGでは、処理が困難であったり、不適正ヤードへ流出しているなどの理由から国内で有効利用されていないスクラップに焦点を当てて政府支援事業を展開することで。日本の鉄鋼業界が動静脈産業として扱える取引量を拡大する方針を示した。

 

同WGは2030年度の鉄スクラップ需給について調査。高品位スクラップの不足量は約395万トンに達すると試算している。現在輸出されている高品位スクラップを国内循環させた場合においても約111万トン不足するという。

 

それを防ぐために今後は具体的なアクションとして、「高度選別解体プロジェクト」「シュレッダー等による高品位化・成分値調整化プロジェクト」の2つの政府支援事業を推進していく考えだ。

 

高度選別解体PJでは、ユーザー分野のニーズに応じたグレード別品質の確認と、それを担保する効率的・効果的な解体工法・流通加工方法の確立を目指す。また、クオリフィケーション(適格性評価)制度やトレーサビリティシステムの検討も行う方針だ。

 

もう一つの高品位化・成分値調整化PJの目標は高品位化・成分値保証化のための設備投資が必要かを見極めること。まずは、従来操業の成品と一定の改善を施した成品について、トランプエレメント(電気炉製錬で除去が困難な不純物)含有量をデータ収集し分析。成分値のばらつきを抑えることが可能か実証していく。

 

なお、目標達成に伴い発生増が見込まれるダストについても、再利用技術確立に向けた検討や廃棄コストの安価化への政府支援を引き続き訴えていく考えを示している。。

 

鉄鋼WGは、”日本発”のリサイクルの指標と目標を国際的な場で早期に提案することで、スクラップ中の不純物濃度を低下させる取り組みを世界規模で進めたい考えだ。

 

(IRuniverse K.Kuribara)

 

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