米レアアース大手のレアアース・アメリカズ(REA)は4月14日、自社ホームページ上で、「米国証券取引委員会(SEC)に向け、ニューヨーク証券取引所での新規株式公開(IPO)を申請した」と発表した。足元でレアアースやレアメタルを含む金属価格が高騰する中、資源企業の資金調達意欲も活発化している。
■米国とブラジルで重希土類を探査
プレスリリース:Rare Earths Americas IPO in Critical Minerals Sector
上場規模や上場日時などは未定。同社は米国とブラジルで重希土類を中心としたレアアースの探査を手掛ける。今回の上場で調達する資金は、同社が米ジョージア州で展開するシャイロー・プロジェクトでの土地取得とオプション費用、掘削、冶金試験作業、許認可、報告書の要約作成費などに充てる計画だ。また、他の鉱山での探査、評価、土地の統合、冶金、工学および許認可研究への資金にも活用する。
■価格の先高観で資金調達に意欲
世界の資源企業は株式公開を通じた資金調達に積極的になっている。3月には、インドネシア資源のPTムルデカ・ゴールド・リソーシズ(PT MERDEKA GOLD RESOURCES Tbk、MGR)が香港証券取引所(HKEX)に新規株式公開(IPO)を申請した。
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香港市場には、2025年秋に中国金鉱の紫金鉱業の海外事業子会社である紫金黄金国際も新規上場した。いずれも金相場の先高観を背景とした資金調達だった。レアアースも一部で価格は高止まりししており、関連企業の強気な姿勢が広がっている。
(IR Universe Kure)