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エマルションフローテクノロジーズ、フィンランドVTT技術研究センターと協業検討開始

2026/04/28 21:02 FREE
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エマルションフローテクノロジーズ、フィンランドVTT技術研究センターと協業検討開始

左からEFT取締役 飯田 百合子、代表取締役社長 鈴木 裕士、VTT Vice President Antti Arasto氏、Sales and Customer Partnerships, Customer Account Lead Kirsi Kotilainen氏

 

エマルションフローテクノロジーズ(EFT)は28日、欧州市場への展開に向け、フィンランドのVTT技術研究センターとの協業検討を開始したと発表した。EFTの分離・回収技術について、EUの規制環境や産業条件下における適用性・実用性を検証することを目的としている。

 

EFTは、使用済みリチウムイオン電池からのレアメタル回収、産業副産物からのレアアース抽出、PFASなどの有機フッ素化合物の除去・回収など、複数の重要領域において分離・回収技術の開発・実装を進めてきた。一方、VTTは、EUの研究開発プログラムや国際共同研究を多数主導してきた実績を有し、応用研究からパイロットスケールの実証、社会実装に至るまで幅広い技術開発を支援してきた。EFTは、VTTの技術的知見と欧州産業ネットワークを活用し、欧州の規制体系および産業実務の観点から、自社技術の適用性を評価するために協議開始を決めた。

 

協議の主な検討項目は▽EFTの分離・回収技術の欧州規制要件および産業性能基準への適合性評価▽バッテリーリサイクル、レアアース回収、PFAS対策における研究・実証の優先領域の整理▽欧州でのパイロット実証や段階的な社会実装に向けた展開戦略の検討――。

 

EFTの鈴木裕士社長は、「VTTとの協議開始は、EFTの技術をEUの規制・産業環境の中で検証し、将来的な欧州パートナーとの連携基盤を構築するための重要な第一歩」としたうえで、「対話を通じて、実装に向けた道筋を体系的に整理し、欧州での長期的な展開に向けた基盤を築いていく」と意欲を示している。

 

 

VTT技術研究センターのアンッティ・アラスト副社長は、「フィンランドは世界トップクラスの研究インフラと欧州企業・研究機関へのアクセスを備えており、EFTにとって理想的なソフトランディング拠点となるでしょう」とコメントしている。

 

(IRuniverse K.Kuribara)

 

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