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大平洋金属:26/3期決算を発表。27/3期は増収減益予想

2026/05/12 15:29
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大平洋金属:26/3期決算を発表。27/3期は増収減益予想

 5月12日15時、大平洋金属は、26/3期の決算発表。4月28日に修正した数値で着地した。続く27/3期は増収減益予想。後日開催予定の説明会後に再度報告する。

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 ⇒「大平洋金属:26/3期業績見通しを上方修正

 

<25年度実績>

 先月の修正時と内容が変わらないため、前回記事を参照。

 

図表1、26/3期業実績(百万円、トン、ドル/ポンド、円/ドル、円/株)

出所:会社発表資料よりIRU作成

 

<26年度見通し>

〇環境

 同社フェロニッケル製品の数量面については環境に大きな変化は見られず、前会計年度に引き続き収益性の観点から数量抑制の方針を継続。

 価格面について、フェロニッケル製品の販売価格面では、同社適用価格相場に加えてニッケル銑鉄の価格も一部参考とした価格水準のため収入は一定程度抑えられている。調達価格面では、主原料であるニッケル鉱石価格及び原燃料や電力の価格は引き続き高水準であり、コスト高が見込まれる。

 その他では、棚卸資産簿価切下げ額の影響について、上期は追加計上の一方、下期では簿価切下げ額の縮小で戻入れが発生し、上期と下期の損益傾向は異なる見込み。

 米国の関税措置については、業績予想への影響は限定的と見込まれるものの、国内外へ広範囲の影響が及ぶ可能性があるため、サプライチェーンの混乱が懸念される。また、緊迫化する中東情勢において、原燃料の調達不安が増幅する場合には流通に目詰まりを起こし、さらなる価格高騰も考えられる。このように世界経済に関する不透明感が深まる場合、同社事業に大きな影響を与える可能性がある。

 

〇業績見通し

 こうした事業環境等への対応は、「中長期戦略PAMCOvision2031」において同社グループが掲げる基本方針等で取り組む活動に合致しており、引き続き強く推し進めていく。なお、同社グループで推し進めている事業ポートフォリオの再構築では、一部の新規事業において踏み込んだ協議を行っている段階で、進捗に濃淡はあるが、円滑な事業転換を目指し推進していく。同社グループの27/3期の業績予想は、以下のとおり。

 

図表2、27/3期業見通し(百万円、トン、ドル/ポンド、円/ドル、円/株)

出所:会社発表資料よりIRU作成

 

<参考>

図表3四半期別業績推移(億円、%)

出所:会社発表資料よりIRU作成

 

 

(IRuniverse 井上 康)

井上 康

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