5月14日16時、UACJは、14時に発表した26/3期の決算を受けて説明会を開催した。説明に使った資料はこちら。

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<25年度実績>
〇実績(過去最高の業績)
販売数量、売上収益、事業利益、最終利益のすべてで過去最高を更新し、売上収益は初めて1兆円を突破した。
グローバルでの順調な缶材需要の伸長、米国でのリサイクル原料処理能力の拡大、および価格改定効果などが収益に大きく貢献した。
好業績を受け、年間配当金は1株あたり55円に上方修正。
図表1、26/3期実績(百万円、円/株)

出所:会社発表資料よりIRU作成
<26年度予想>
〇見通し
売上収益1兆3,000億円、事業利益650億円と、さらなる増収および事業利益の増益を計画(第4次中期経営計画を1年前倒しで達成する見通し)。
一方で、中東情勢などによる地政学的リスク(調達コスト高騰や需要減退など)を考慮し、事業利益の約20%に相当する150億円のマイナス影響をあらかじめ計画に織り込んだ。
年間配当金はさらに3円増配し、1株あたり58円を計画。
図表2、27/3期見通し(百万円、円/株)

出所:会社発表資料よりIRU作成
<主要な事業環境と成長領域>
〇缶材事業
脱プラスチックの機運やガラス瓶からの代替需要を背景に、グローバルで年率約2.5%の着実な需要拡大を見込む。
〇半導体製造装置向け厚板
昨年末から回復傾向に入っており、26年度は着実な回復局面になると見込む。
〇航空宇宙・防衛分野
地政学的リスクを背景に長期的な需要拡大が見込まれており、フランスの航空宇宙大手Safran社との戦略的パートナーシップ締結などを通じて、30年度には同分野の売上を2.3倍(24年度比)に引き上げる目標を掲げている。
<資本コストや株価を意識した経営>
ROE(自己資本利益率)は25年度に12.2%へと大きく向上しており、企業価値の創出と資本コストの低減(7%台への改善目標)に注力。
株主還元については、最終利益の30%以上を配当性向の目処とし、安定的かつ継続的な配当を目指している。
なお、決算説明の様子はこちらで見ることができる。
<参考>
図表3、四半期別の業績推移(百万円、%)

出所:会社発表資料よりIRU作成
(IRuniverse 井上 康)