古河電気工業は2日、生成AIの普及に伴うデータセンタ需要の拡大と、特にハイパースケーラーを中心とした需要の急速な増加に対応するため、石川県かほく市におけるグループ会社の白山の石川第二工場(仮称)の新設を決定したと発表した。
約50億円を投じて石川県かほく市に白山の石川第二工場(仮称)を新設し、2028年4月頃から同工場でのTMTフェルールの量産開始を目指す。同投資により現行の設備台数に対し約1.5倍以上の規模に拡大を図り、供給力を強化する。今後白山では既存事業における供給体制の維持・強化を図りながら、VSFFコネクタ向けTMTフェルールの量産・安定供給体制を構築していく方針だ。敷地面積は約2万㎡
なお、これに先立ち、需要拡大に機動的に対応するため、既存施設を活用した暫定的な製造ラインを立ち上げ、新工場の量産開始までの間も生産能力の強化を図る計画。
ライテラジャパン傘下の白山は、現行の多心光コネクタの中核部品である低損失MTフェルールにおいて、高い技術力と世界トップクラスのシェアを有している。同社は今後のVSFFコネクタ需要の拡大を見据え2月にSANWA Technologies、米国US Conecとともに「MMC」「TMTフェルール」に関するマルチソース(相互供給)に合意した。
(IRuniverse K.Kuribara)