JX金属は11日、ハードディスクドライブ(HDD)に搭載されるHDメディアに使用される磁性材スパッタリングターゲットについて、2026年度下期より生産能力の増強を段階的に実施すると発表した。
近年、HDDの記録方式は従来のPMR方式から、記録容量の大容量化を実現する次世代記録方式であるHAMR方式の実用化が進んでいる。これに伴い、HDメディアでも新たな材料採用が進んでいることから、同社が保有する幅広い材料知見と製造技術を活かして、顧客製品の性能向上に貢献するとともに、磁性材ターゲットの採用拡大を目指す考えだ。
なお、同社グループでは、AIデータセンター関連分野等における旺盛な需要を踏まえ、先端材料事業における複数製品について増強計画を準備しているという。
(IRuniverse K.Kuribara)