豪州資源企業Victory Metals Limitedは6月24日、レアアース処理に関する同社の研究開発プログラムへの今後2年間にわたる支援として、連邦政府も関与するプログラム“Resources Technology and Critical Minerals(RTCM)Trailblazer”から35万豪ドルの現金助成金を獲得したとの声明を発表した。
RTCM Trailblazerは、豪州の教育省の「Trailblazer大学プログラム」の支援の下、カーティン大学が主導し、クイーンズランド大学およびジェームズ・クック大学と提携しながら、豪州全土の50以上の産業界パートナーと共同で運営されているプログラム。”Trailblazer”とは開拓者、先駆者といった意味で、今回Victory Metalsが助成金を受けるRTCM Trailblazerは、資源・技術・重要鉱物部門における新たな研究能力の構築や、大学研究の商業化を推進することを目的としているという。つまり、“産業界と研究機関の連携により、重要鉱物処理技術の開発と商業化を加速させる”ことが狙いだ。
今回の助成金を獲得したことで、Victory Metalsの技術チームは、今後2年間にわたりカーティン大学の研究者らと共同で、レアアース処理フローシートのさらなる開発・最適化、および西オーストラリア(WA)州Cue近郊にある同社が100パーセント所有するノース・スタンモア重希土類プロジェクトを支える冶金作業の推進に取り組んでいく。
なお、同社曰く、この2年間のプログラムは同社のより広範な開発の道筋と一致するものであるがゆえ、商業生産への同社の移行を遅らせるのではなく、むしろ促進させることが期待されているという。
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