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豪サウス32、マンガンで「主要な地位」継続へ 米アルコアにアルミ事業売却、9000億円

2026/07/02 17:32
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 オーストラリア資源のサウス32(本社:バース)は7月1日、自社ホームページ上で、「米アルミ大手アルコア・コーポレーションに、中核事業であるアルミ事業のほぼすべてを売却する」と発表した。売却額は最大56億ドル(約9000億)円。今後は銅、亜鉛、銀、鉛事業に注力し、主要なマンガン生産者としての地位を維持するとしている。

■ほぼすべてのアルミ事業を売却

プレスリリース: Agreement to sell aluminium value chain assets to Alcoa

 

 売却の対象となるのはサウス32が豪州やアフリカ、ブラジルなどで保有する鉱山運営権など、ほぼすべてのアルミナ資産。メンテナス中の鉱山は取引外となっているが、やはり売却を検討中だ。

 取引額の支払方法としては、アルコアがサウス32に対し、まず頭金として32億ドルを支払う。その後、アルコア株で10億ドル相当を払い、最大7億5000万ドル分を2030年までのアルミナ及びアルミ価格に連動する形で支払う。アルコアは、サウス32の7億5000万ドル相当の負債・リース負債を引き受ける。

■アルコアは豪州で設備一新か

 

 サウス32は2015年に鉄鉱石のBHPビリトンから非中核資産を分離して設立された。ブラジルの統合アルミニウム事業やチリの銅・モリブデン鉱山への投資が有名だったが、近年はポートフォリオの見直しを進めている。マンガンは豪グレート・アイランド州や南アフリカで生産し、2025年の生産量は3257kwmtだった。近年は業績に占める比重も拡大している。

 一方のアルコアは、2025年秋に豪州でアルミナ拠点を閉鎖したばかり。設備の老朽化が主因で、手っ取り早く設備を一新できるとして買収に踏み切った模様だ。

 

関連記事: 米アルコア、豪アルミナ精錬所を恒久閉鎖 設備老朽化で、価格回復も間に合わず

Kure

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