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JX金属、米Tronox とレアアース製錬事業への新規参入に向けた共同スタディ開始へ

2026/09/29 17:59 FREE
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JX金属は29日、Tronox Holdings plcと、同社が検討を進めているレアアース製錬事業構想への参画に向けて、事業化可能性を検証する共同スタディを開始することを本日決議したと発表した。現在の想定では、豪州や米国等を候補地として、レアアース精鉱・元素の分離、浸出、精製についての事業性評価を 2027年にかけて実施する。共同スタディ費用は総額 3200万米ドル(約50億円) を見込んでおり、それぞれ 50%を負担する予定。

Tronoxは鉱物資源の採掘から鉱物分離、製品生産までを一貫して手掛ける垂直統合型の化学品メーカー。豪州、南アフリカ、米国、欧州、中東などに鉱山・工場を保有し、既存事業を通じてレアアースを含む鉱物資源を取り扱っている。同社は、豪州に保有するミネラルサンド鉱山や鉱物分離設備などの事業基盤を活用し、レアアース事業への展開を検討しており、今回の共同スタディでは、Tronox 社や第三者由来のレアアース鉱物を原料として、豪州や米国等でレアアースの浸出、分離、精製を行う事業構想について、技術性や経済性、事業体制などを検証する。現時点では、レアアース酸化物換算で年間最大約1万トンの生産を想定している。

JX金属は、これまで非鉄金属の製錬・リサイクル事業で培ってきた技術や知見を生かし、先端材料を支える新たな事業領域として、レアアース製錬事業への参入可能性を検討する。新たなレアアースサプライチェーンの構築を通じて、日本国内におけるレアアース供給源の多様化と安定供給にも貢献することを目指す。

 

(IRuniverse K.Kuribara)

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