JFEスチールは22日、三菱ガス化学や三菱ケミカルとともに、2026年9月より水島コンビナート(岡山県倉敷市)において、炭素循環社会の実現に向けたサプライチェーン実証実験を開始したと発表した。同実証実験は、2025年3月に3社が公表した実証計画に基づいて実施する。
JFEスチールは、本実証実験向けに製鉄プロセスから発生する副生ガスの供給を始め、三菱ガス化学は、同社水島工場に新設したCarbopath™実証プラントにおいて、この副生ガスからメタノールの製造を開始。三菱ケミカルは、このメタノールを原料に、同社の既設実証設備(DTP®プロセス)を用いてプロピレン製造をスタートさせた。
3社は今後も、本実証実験を継続し、経済性を検証しながら、事業化に向けた課題の抽出と検討に取り組む方針だ。また、水島コンビナート内の企業各社との連携拡大についても検討を進め、地域全体でのカーボンニュートラル実現に向けた取り組みを推進していく。
(IRuniverse K.Kuribara)