2025/10/15 20:10
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外国人の不法就労を巡る摘発が相次いでいる。業種を問わないが、金属リサイクル産業も、その騒動の渦中にある業種の一つだ。25年の上半期には大手中華系のK社、そして10月上旬に朝日新聞などの報道にあったこちらも大手中華系のナンセイスチールのケースがあり、騒動がおさまる気配はない。相次ぐ摘発の背景になにがあるのか。見えてきたのは、外国人材の適正な受け入れを通じ、人手不足産業を中心に成長のりしろを取り戻すという日本再生シナリオ。そのためにまず、足元の不法就労問題にメスを入れ、新たなステージへの環境整備を急ぐ。行政の不退転の決意も伝わってきており、不法就労摘発騒動、それはまだ序章の幕が開いたに過ぎないのかもしれない。
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