現地22日のLMEは全面安。世界的なAI関連株安を背景に売りが広がり、カッパー3カ月物は278ドル安の14,078ドル、アルミは32ドル安の3,009.50ドル、ニッケルは114ドル安の16,120ドルとなった。カッパーは米国倉庫を中心とする在庫急増も重荷となった。
カッパー3Mは前日比278ドル安の14,078ドル/MTと大幅続落、現物も273.67ドル安の14,198.67ドル/MTに下落した。現物の3カ月物に対する逆ザヤは120.67ドルと、前日の116.34ドルから小幅拡大した。世界的なAI関連株安によるリスク回避に加え、LME在庫が2営業日で3万9,150MT急増したことが売り材料となった。在庫増加の過半は米国倉庫への搬入で、COMEX銅も2.75%安となり、米国への在庫偏在と裁定取引の変化が注目される。国内理論建値は為替159.24円でキロ2,
332円、国内建値に70円ほどの下げ余地。
アルミ3Mは反落、前日比32ドル安の3,009.50ドル、現物も24.07ドル安の3,032.48ドル。中国の増産・輸出増と世界的なAI株安が重荷となる一方、現先逆ザヤは22.98ドルに拡大し、現物需給の引き締まりを示唆。
ニッケル3Mは前日比114ドル安の16,120ドル、現物も107.91ドル安の15,928.73ドルと反落。インドネシアの協調減産観測による前日の急伸から、世界的なAI関
連株安を受け利益確定売りが優勢となった。
LME鉛3Mは前日比12ドル安の1,897.5ドル、亜鉛3Mは84ドル安の3,671ドル、錫3Mは1,159ドル安の50,089ドルと、いずれも下落した。
米国債利回りはAI関連株安を受けた安全資産買いで低下、10年債は前日比約4bp低下の5.09%、2年債は4.64%前後となった。
22日米ナスダック急落2.6%安 メタは一時8%安、AI巨額投資に警戒再燃。日経平均は大幅反落 3カ月ぶり安値 AI半導体に売り。
NY金12月限は前日比89.6ドル安の4,060.4ドルと急反落、銀12月限も270.3セント安の5,500.7セントと大幅続落。原油高やAI投資の先行き懸念、株安を受けたリスク回避の売りが膨らんだ。Pt1月限は前日比59.0ドル安の1,576.9ドル、Pd12月限も33.30ドル安の1,056.60ドルと続落。金銀の急落や株安が重荷となり、米国債利回りの低下にもかかわらず売り優勢となった。NY原油12月限は前日比2.32ドル高の99.47ドルと反発、トランプ米大統領のイラン再攻撃を示唆する発言やホルムズ海峡周辺の緊張、サウジ情勢の悪化を受け、中東の供給不安が強まった。
NY外為市場のドル円は前日比1.31円円高の156.83円、一時156.69円まで下落。AI関連株安を背景とするリスク回避で円買いが優勢となり、200日移動平均線を下回った。
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