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米の1月の酸化希土類輸入は前年同月比2.6倍増 在庫補充の買いで増加

2016.03.10 13:00

 米国ITCの統計によると、米の2016年1月の酸化希土類、塩化希土類が前年比で2倍以上の伸びを示し、希土類金属の輸入量もネオジム磁石需要の回復から増加している。

 

 酸化希土類および塩化希土類の輸入量は703トンで2015年1月の270トンから2.6倍増。

703トンのうち702トンは中国から。他ロシア、日本から微量入っている。

 

 米国の場合、主にFCC触媒向けのランタン、セリウム酸化物が需要の大きなウェイトを占めているが昨年は米の石油精製セクターへの投資が低下したことから需要も減少した。

 しかしながら今年は新興国でのFCC触媒向け需要が伸びるとみられており、ランタン、セリウムの需要をサポートすると予想されている。

 

 エクソンモービル社はカリフォルニアのトーランス製油所で新規の石油精製プラントを立ち上げるべく政府に承認を求めている。また昨年に休止した製油所の再起動も待たれている。

また米の自動車販売台数は好調に推移しており、触媒コンバータ向けでセリウム酸化物の需要は引き続き堅調。

 

 米市場でネオジム磁石の緩やかな回復がみられるなか、希土類金属の輸入も増加。1月は前月比7.7%増の46トン(45,886kg)が輸入された。最大の輸入先国はやはり中国で23トン(23,585kg)、日本からは2トン2,019kg)輸入。

 昨年2015年の希土類金属輸入量は14年比10%増の319トン(319,316kg)だった。

米ではハイブリッド自動車、電気自動車向けモータのネオジム磁石と軍事用とで需要は増加している。

米の希土類輸入は現在の低価格を活用した在庫補充的な買いで伸びている。

 

(IRUNIVERSE)

 

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