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工作機械工業会7月受注速報 7月31.1%減698億円

2020.08.14 09:05

7月受注は同月比31.1%減698億円と22ヶ月連続減

 8/12の15時に日本工作機械工業会の7月受注速報が開示された。7月受注は前年同月比31.1%減の698億円と、前年同月比22ヶ月連続減少ながら、6月比では3.9%増と、前月比では2ヶ月連続増加となった。中国が経済活動の再開などで受注増となっている事が好影響を及ぼしている模様。但し7月としては2013年の841億円を下回り、リーマン後で最も厳しい数字。

 

 内訳は内需が248億円(39.8%減)で20ヶ月連続減、前月比では6月が28.5%増に対し7月は6.2%増と戻りは緩やかで、前年同月比では減少率が若干拡大した。外需は450億円(25.2%減)で22ヶ月連続マイナス。但し、前月比では2.6%増と2ヶ月連続増も、中国増が寄与しているものの力強さに欠ける。

 

 

グラフ

 

 

小型工作機機械2020年Q2受注は前年同期比38.4%減の177億円

 日本籍密機械工業会の発表する4半期の小型工作機受注が発表されている。20年4~6月は前年同期比38.4%減の177.67億円となった。この数字は2010年Q3の171.93億円以来の低水準の数字。内訳は国内が60.87億円(54.5%減)、輸出が116.80億円(34.3%減)となっている。同時期、工作機械工業会では全体で44.8%減、国内49.4%減、輸出41.8%減と比較すると、減少率では海外向けの減少幅で小型工作機械の落ち込みが少ない。これは海外向けでスマートフォンなどの精密部品向け、また中国向けなどの貢献が高かったものとみられる。これはツガミなどの受注落ち込みが小さいなどに現れている。一方、国内向けは厳しさに変わりが無く、自動車産業向けが主力の高松機械工業(前社長が工業会会長)など は同時期受注が85%減となるなど、厳しい状況にある。

 

 

グラフ

 

 

工作機械関連機器の工作機器は2019年10月底を付けた格好も回復力は鈍い

 工作機械に関連する工作機器も生産の減少が続いている。8/3に発表となった6月生産では、ボールネジが前年同月比37%減の16.60億円、直動軸受が31.0%減の33.39億円となっている。金額的には昨年秋口の金額をボトムに若干回復傾向にあったが、回復は鈍い。

 

 

グラフ

 

 

主要7社の7月受注は34.8%減の182億円、全体は厳しいもOKKは同月比1.4%増に

 日刊工業新聞がまとめる主要工作機械7社の7月受注実績(8/13発表)は182億円となり、工業会と同様の動きながら若干厳しい数字が続いている。特に牧野フライス製作所は62.6%減の23.8億円と、2010年1月以来の30億円割れ、ジェイテクトも50.2%減など、苦戦している。一方、ツガミは中国中心で輸出が1.0%増となり、全体でも2.6%減と1ケタのマイナスに。またOKKは中国向け自動車関連で受注を獲得、輸出が2.4倍となり、全体で1.4%増とプラスに転じた(但し水準自体が低すぎるので継続性は疑問)。いずれにしても、日経や日刊工業などが先行き楽観的なニュアンスを述べているが、コロナウイルスの世界的な拡大が収束していないこと、米中摩擦激化や自動車産業の再編の動き、航空機産業の中長期低迷の恐れ、エネルギー関連も原油価格の低迷で設備投資減退など、半導体産業向けなどを除き、先行きの受注回復は予断を許さない環境が続こう。

 

 

グラフ

 

 

(H.Mirai)

 

 

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