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厳しい市場環境下でもチャレンジ続けるメタルドゥ

2020.10.29 17:56

 今年のコロナショックはとりわけレアメタル系リサイクル企業にとってダメージは大きいかもしれない。

 

 レアメタルを多く使うアプリケーションといえば航空機および航空機エンジン、産業設備機器、ステンレス特殊鋼だが、すべてコロナショックを直撃している。かつその不振は各航空会社の決算をみてもわかるように深く、長期化しそうだ。

 

 チタン、スーパーアロイ、タングステン、ニッケル、コバルト・・・LIB(リチウムイオン電池)活況とはいっても直接的にリサイクル材のアプリケーションとはいえない現状。。レアメタルリサイクル大手のメタルドゥ(大阪府大阪市)でも今回のコロナショックはかなり痛手となった。10月上旬に同社大阪本社にて山頬社長に聞いた。

 

写真―どうでしたか?今期の上半期を振り返って

 「8月末で上半期は終わりましたが、4~6月のコロナショックをもろに受けた格好で前年比で大幅な減収減益となりました。やはり航空機のダメージが大きい。輸出先企業でのチタンスクラップの買い止め、スーパーアロイも然りで。そこに国内ではステンレス特殊鋼の減産もありダブルパンチ、トリプルパンチを受けた格好。コロナで身動きできないときもあり営業活動もままならないときがあり、いままでのリーマンショック(2008年)、東日本大震災(2011年)、チャイナショック(2015年)のどれよりも今回のほうが厳しい。しかしながら一方で海外出張ができなくなったこともあり、固定経費は減った」

 

 

―レアメタル系リサイクラーは各社とも同じような苦境にあるかとは思いますが、この下半期は?

 「一言でいえばチャレンジングの下半期。今期(42期)は通年でも厳しい着地になるとみているので新たな事業に取り組んでいきたいと考えている。電池リサイクルは変わらず拡大を続けていくが、これまであまり積極的には行っていなかった貴金属系にも取り組んでいきたい。これまでの弊社の取引実績から無理なく横展開できるリサイクルビジネスを広げていき、このコロナ苦境を乗り越えていきたい」

 

 「しかし今後何が起きるかわからないので当座の資金は手厚く確保している。やはり我々が動かしているのは相場商品なのでどうしても売り上げ、利益は相場に左右されてしまう。ニッケル、コバルト相場は控えめな予想で、ニッケルはトン当たり14,500ドルとみて売上予想は立てている。最終黒字予想もかなり控えめにみているが・・」

とのことでコロナショックはある種不可抗力ではあるが、全世界同時に生じてしまった疫病不況。

 

 これまでも数々のショックを乗り越え、そのたびに成長を果たしてきたメタルドゥ。

 

 現場出身の山頬社長だけに、ヒントは現場にあるとの信条ゆえ、10月に入ってからは営業チームには行けるところはどんどん顔を出せ、と発破をかけているという。

 

 このコロナショックを乗り越えたときには新たなファンクションをもったメタルドゥがみられることだろう。

 

 

(IRUNIVERSE YT)

 

 

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