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酸化セリウム輸入Report #24 2021年1月輸入量115トン、中国からの輸入量減少続く

2021.03.08 15:34

 2021年1月、日本への酸化セリウム輸入量は、115トンだった。前月200トンを大きく上回ったが、再び100トン前後に減少した、昨年、最大輸入先の中国からの年間輸入量が前年比4割減少し、今年も中国からの輸入量減少傾向が続きそうだ。

 

 

グラフ【1】酸化セリウム輸入概況

 財務省の貿易統計によると、2021年1月の日本への酸化セリウム輸入量は、前月比57.1%減少の115トンだった。また前年同月比69.4%減少し、2ヶ月ぶりにマイナスに戻った。

 

 前月、久々に200トンを超えたが、昨年5月以降、酸化セリウムの輸入量が減り、6月から11月まで100トンを下回り続けていた。昨年の年間輸入量は、前年比36.5%減少し、2015年以来の少ない輸入量となった。2021年に入っても、減少傾向に歯止めがかかっていないようだ。

 

 その一方で、酸化セリウムの輸入平均単価は上昇傾向にある。21年1月の酸化セリウム輸入平均単価はキロあたり1,721円だった。前月比346円高だった。月による変動が大きいが、これまで1千円を上回る月は下回る月より少なかった。しかし、昨年後半以降、1千円を超え続けている。

 

 

グラフ【2】酸化セリウムの輸入先

 これまで日本が輸入する酸化セリウムの最終用途のうち、半導体のシリコンウェハ上の研磨材に用いられるのが、フランスからの輸入分だった。そのフランスからの輸入量は昨年も前年より増加した。また、台湾からの輸入量も毎年堅調に増加している。

 

 昨年、同輸入が減少したのは、最大輸入先である中国からの輸入量だった。前回も報告したが、昨年の年間輸入量は前年比4割減少した。2021年1月も中国からの輸入量は減少傾向を継続した。前年同月実績を74.2%減少の91.0トンだった。また輸入平均単価はキロ237円、前月より63円安だった。このようにフランスや台湾よの安いの中国からの酸化セリウム輸入量が減少するため、同輸入全体の輸入平均単価は上昇しているのである。

 

 2021年1月の酸化セリウムの主要な輸入先からの輸入量とキロあたりの輸入平均単価、前月との差は、以下の通りである。

  中国    91.0トン     237円(63円安)

  台湾    12.8トン    2,484円(前月と同じ)

  フランス  11.6トン1万2,501円(175円高)

 

 

【3】酸化セリウムの輸入税関

 税関別に見ると、21年1月のフランスからの輸入分は全て東京に入荷した。一方、中国からの輸入量部は、新潟と敦賀・舞鶴・福井の北陸と大阪・神戸に入荷した。台湾からは、相変わらず博多に入荷している。

 

 1月の酸化セリウムの主要輸入税関と輸入量、キロあたりの輸入平均単価は以下の通りである。

  東京  11.6トン1万2,501円

  新潟  18.0トン      378円

  神戸   1.0トン      391円

  大阪  20.0トン      163円

  博多  12.8トン    2,484円

  舞鶴  40.0トン      163円

 

 

(IRuniverse/K.AKIYAMA)

 

 

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