米国を代表する2つの顔、アマゾン社ベゾス元CEO、FTCリナ・カーン
アマゾン・ドット・コム社ジェフェリー・プレストン・ベゾスCEOはアマゾンの創業記念日の7月5日引退した。
ベゾス・アマゾンの歴史を紐解こう!
1994年 米シアトルで創業
1997年 ナスダック上場
2000年 宇宙開発ブルーオリジン設立
2002年 マーケットプレイス開始
2005年 会員制サービスマーケットプライム開始
2012年 時価総額1,000億ドル
2013年 ワシントン・ポスト紙買収
2016年 会員制プライムデイ開始
2017年 Amazon’s Antitrust Paradoxと言う論文がリナMカーン(Lina M. Khan)によりエール・ロースクール・ジャーナルから発表
2018年 食品スーパー・フォールフーズ買収
2020年 ベゾスCEO米議会で同社の事業を証言
2021年6月 米連邦取引委員会(FTC)のリナ・カーン新委員就任
2021年7月5日 アマゾン・ドット・コム社ジェフェリー・プレストン・ベゾスCEO 退任
アマゾン・ドット・コムの歴史の中で、2017年一人の学生の論文がアメリカ連邦取引委員会で議論になった。
その論文はAmazon’s Antitrust Paradoxと言う論文で、エール大学ロースクールジャーナルから発表された。
リナMカーンは、アマゾンは、マーケットのプラットフォームでデリバリー、ロジスチックネットワーク、支払いサービス、クレジット払い、オークション、出版業、TV&フィウルムプロデューサー、ファッションデザイナー、ハードウエアー製造業、クラウドサービスまで世の中に幅広いサービスを提供し、しかもその分野を独占しているのに、反トラスト法の審査を受けていないと主張した。
これから米国で起こる動きを注目したい。
(参考資料)
・The Yale Law Journal、VOLUME1262016-2017NUMBER3JANUARY 2017564-907NOTE
・Amazon’s Antitrust Paradox
(IRuniverse TK)
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