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E-WASTE Market UpDate 生き残るE-WASTEリサイクラーの条件

2014.05.30 15:18

E-WASTEマーケットは金相場の下落に伴い市中実勢弱含み。

5月末現在でのE-WASTE専業ディーラーの主要品種の買値は以下の通りだが6月以降はデスクトップPCマザーボードでキロ20~50円の値下がりメモリー基板、HDD基板、ノートPCマザーボードなどでキロ100円の値下がりとなる見込み。

樹脂CPUは200円~300円、セラミックCPUは異物無で600円~700円の下落となる。

 

hyou

 

グラフ

 

https://www.iru-miru.com/metal_detail.php?id=173&type=5

 

しかしながらE-WASTEの需要は旺盛である。このアイテムは国内スクラップのなかでは珍しく輸出よりも輸入が多い市場構造をもっており、財務省貿易通関統計による4月のE-WASTE輸入量は13,201トンと単月過去最高の輸入量を記録。

→(関連データ)【貿易統計/日本】 2014年4月までの貴金属スクラップ・E-Waste輸出入推移一覧表

 

輸入先はオランダから1,528トン(輸入平均単価=JPY153/kgCIF)、豪州から850トン(同=JPY459/kgCIF)

米国からは5,410トン(JPY414/kgCIF)で例によって国別では米からがトップ。

米ではDOWA、阪和興業、奥誠環境サービスと強力なE-WASTEプレーヤーがしのぎを削っている。

ドイツから319トン(JPY65/kgCIF)、英国から567トン(JPY136/kgCIF)、フィリピンから196トン(JPY865/kgCIF)、韓国からは1,072トン(JPY426/kgCIF)。韓国のE-WASTEは金品位が上がらない割には高いというのがアジアを主戦場とするE-WASTEディーラーの共通した認識なのだが輸入量は安定している。また最近は香港からの輸入も増えており753トン(JPY416/kg)。

 

全世界に強者が居並ぶGLOBAL E-WASTE市場。5年前まではベルギーのユミコアを代表としてエクストラータ、ボリデン、アジアではTES-AMM、そして中国と隙間のない市場だったが、日本勢が海外市場での買いを伸ばしており、また日本のスメルターの回収技術の高さ(=評価が高い)と日本企業ならではの誠実かつ支払の良さが受けて年々E-WASTEの輸入量は増加している。

 

月間200~300トンのE-WASTEをコンスタントに輸入している中部の大手リサイクラーは

「実際E-WASTEの輸入を手掛けている業者は増えたが、やみくもに高い値段で買っているだけだったり

あるいは安価な韓国基板を高く売りつける業者など不逞な輩が増えただけではないか」とバッサリ。

さらに

「複合素材の多いE-WASTE(Low Grade)ほど処理が難しい。歩留まりのあがるシュレッダープラントをもち、ヤマ行き(非鉄製錬所向け)ルートをきちっと確保しているところでないとE-WASTEの扱いで利益をあげることは難しいのではないか。またプラスチックを有価で活かせるところ、これが今後E-WASTEリサイクル市場で生き残るカギではないか」と話す。

 

E-WASTEとは若干異なるが

E-WASTEと同時に回収されるケースもある自動車廃触媒の単価はここ3ヶ月はほとんど動いておらず

ハニカム大で4,400円/個前後

ハニカム中で2,800円/個前後

ハニカム小で1,300円/個前後だが、数量によって異なる。

集荷競争激しいハイブリッド車のニッケル水素電池は3,500~4,000円/個で動いている。

 

(IRUNIVERSE)

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