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依然変わらぬ攻めの経営 株式会社SMC 高品質銅ナゲットを月間300トン生産

 神戸三木の株式会社SMC(本社:兵庫県三木市福井2283-2 齊木孝介社長)は近畿圏屈指の非鉄スクラップリサイクル企業です。MIRUチームが同社を訪問したのは2019年4月以来で3年ぶりに同社を訪れましたが、そこで見えたのは相変わらずの攻めの経営。若干40歳の齊木孝介社長は持ち前のスピーディかつ合理的な判断で貪欲にスクラップリサイクルビジネスを追求していいます。新人記者の田中がお送りします!

 

→(関連記事)攻めの経営で目覚ましく躍進! 株式会社SMC

 

 

写真

(SMC全景 HPより)

 

 

写真 SMCの非鉄スクラップ月間扱い量は4500~5000トン。内訳としてアルミ系が1500トン、銅系が2000トン、ステンレス特金関係で1000トンだという。アルミ系が多いイメージで、なかでもアルミUBC(使用済み飲料缶)はアルミスクラップアイテムのなかでも多く扱っている。工場内でもUBCのプレス品がひときわ目立ってます。

 

 SMCではスクラップ原料の高付加価値化とスクラップ以外の加工処理に力を入れている。加工処理についてはこれも2019年に報じているが、大型の切断機を入れ、アルミのスラブやステンレスの棒なども切断加工している。

 

→(関連記事)SMC社 加工処理収益増を見込み大型切断機導入

 

 

 

 

 

 

 

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(青銅合金を切断している様子)

 

 

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(アルミのヒートシンクを切断中)

 

 

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(船のプロペラもリサイクル 材質はアルミ青銅合金)

 

 

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(自社でバッカンも溶接して製造)

 

 

 SMCでは、バッカン作成、フレコン販売等スクラップリサイクル以外にも力を入れております!

 

 

写真

(高品質の赤ナゲットも月間300トン生産している)

 

 

写真

(銅ナゲットの原料となる廃電線はまず前処理で破砕)

 

 

写真

(電線でもいろんな種類があります。電線メーカーなどから入ってきています)

 

 

 と、このようにSMCでは細いものから太い地下ケーブルまで様々な廃電線を処理し、高品質の銅ナゲット(赤ナゲット)を生産しています。これらは電線メーカーや銅箔メーカーや銅板条メーカーにて原料として使用されています。はじめて現場を見て、こうしたリサイクル原料が循環型社会の根本を支えていることを実感しました!

 

 

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田中鮎子(Ayuko Tanaka)

写真 将棋と旅行とYoutube動画作成が趣味。ちなみに将棋で好きな戦法は居飛車穴熊です。自動車販売店に勤めていたことのあり、自動車のEV化、電池業界と世界のカーボンニュートラルに大変興味をもっています。

 新しい知識を学ぶことやたくさんの人と出会うことが好きです。全く人見知りしないことが取り柄。

 ハーブティーとチョコレートが最高のリラックスアイテム。

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