マイクロ波化学①〜プラのケミカルリサイクルに「大型電子レンジ」で挑む!
2023.01.24 21:15
日本政府が2050年でのカーボンニュートラル(CN)実現を宣言したことは周知の事柄だが、これと歩調を合わせる形で経産省ではグリーン成長戦略を打ち出し、その中に「電化」によるCNの実現が盛り込まれている。分かりやすい事例には、自動車の電動化(化石燃料から電気へ)があるが、製造その他の部分でも脱化石燃料に向けて各業界が走り始めている。そんなパラダイムシフトの中で頭角を表したのが、電気から発生するマイクロ波を用いた省エネ・高効率かつコンパクトな、材料の加熱システムだ。世界で初めて同プロセスを実用化したマイクロ波化学株式会社を取材した。(資料・写真などはマイクロ波化学提供)
関連記事
- 2023/06/04 トヨタ自動車株式会社:エネルギーの総合マネジメント企業へ
- 2023/06/04 アジアン廃プラマーケットレポート2023年5月 プライム価格は3年ぶりの低水準
- 2023/06/02 豪CSIROより食品のプラスチック汚染に関する新たな研究報告が到着
- 2023/06/02 使用済み乾電池を電池材料にリサイクルする実証 イオン店頭で回収、東京製鐵でリサイクル
- 2023/06/01 BIR World Recycling Convention & Exhibition, Amsterdamから——古紙部門
- 2023/06/01 中国 ポリプロピレンの生産能力過剰が激しさを増している
- 2023/06/01 日東電工(6988) 新中計では環境対応製品を儲かるビジネスへの転換を目指す
- 2023/06/01 環境省 産廃処理施設の設置、産廃処理業の許可等に関する状況公表(令和3年度実績等)
- 2023/06/01 原油価格の動向(5/31)
- 2023/06/01 欧州からの風May2023:「欧州電池業界団体、重要な原材料法(CRMA)法案の問題点を指摘」