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Trafigura、Glencoreに対抗してロシア・Rusalのアルミ購入を交渉

ポイント

- TrafiguraはRusalから約15万トンの購入を交渉中。

- RusalのトップバイヤーであるGlencoreは、ロシアの新規取引には参入しないと発表。

 

 ブルームバーグによると、コモディティトレーダーであるシンガポール拠点のトラフィグラ・グループは、ロシアの最大アルミメーカーであるルサールからアルミニウムを購入するために交渉中とのこと。これは、最大のライバルであるグレンコアが尻込みする中、ロシア企業との新たな取引に意欲的であることを示している。

 この問題に詳しい関係者によると、トラフィグラとルサールは、約15万トンのアルミニウムを中国引き渡しベースで期間契約について協議しているようだ。

 

 とはいえ、グレンコアはルサールと総計690万トンの長契を結んでおり、そのうち、2021年から2024年の間に年間約160万トンが引き渡されることになるという。関係筋によると同社は最近でも、韓国光陽のLME倉庫に都合15万トンほどのロシア産アルミを納入しているという。先週末時点でのLME倉庫全体のアルミ在庫は、1月末時点40万トン強に対して、55万トンと38%もの増加となった。このため、アルミニウムの3ヶ月物契約に対する現物のディスカウントは1トン40ドル近くまで拡大している。

 

LMEアルミ相場推移(USD/ton) 3カ月

 

 

(IRuniverse/MIRU S. Aoyama)

 

 

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