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韓国サムスン電子、半導体14年ぶり赤字 1~3月期、SKハイニックスも過去最大の赤字

 半導体世界2位の韓国のサムスン電子が4月27日朝に発表した2023年1~3月期連結決算で、主力の半導体部門の営業損益が4兆5800億ウォンの赤字に転落した。同部門の赤字は14年ぶり。在庫処理の難航による半導体企業の苦戦が鮮明化している。

 

 半導体部門の売上高は13兆7300億ウォンと、前年同期の26兆8700億ウォンからほぼ半減した。世界的な景気低迷に伴いモバイルやパソコン需要の戻りが鈍く、DRAMやNANDの販売が減少した。全体では、営業利益は前年同期比95%減の6400億ウォン、売上高は18%減の63兆7500億ウォンだった。

 

 サムスンは決算資料で、2023年下期は中国景気の回復をきっかけに需要が戻り、在庫処理も進むと予測した。ただ、足元では半導体企業はどこも苦戦が目立つ。

 

 韓国では、半導体大手のSKハイニックスが4月26日に発表した1~3月期の連結営業損益も3兆4023億ウォンの赤字と、2四半期連続で過去最大の赤字を更新した。半導体世界最大手である台湾積体電路製造(TSMC)が4月20日に発表した2023年1~3月期決算は、純利益は小幅な増益を確保したが、米ドル建ての売上高は前年同期比で減少した。TSMCの経営陣は、2023年通年の減益の可能性も示していた。

 

 

(IRuniverse Kure)

 

 

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