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SUSscrap MarketWatch 2023#8 NI系CR系ともに弱含み変わらず

 国内ステンレススクラップ市況は変わらずの弱含み下げ含み。304系スクラップは市中実勢でキロ当たり180円前後、316系は310円前後、430系は60〜63円どころ。430系は鉄スクラップの下落に伴い下げ。インド向けの430スクラップも単価は出なくなっていることで輸出業者の買値も60円前後まで下落している。

 

LMEニッケル相場と為替円相場の推移 最近半年

 

ニッケル銑鉄相場と304スクラップ相場の推移 最近半年

 

鉄スクラップ新断相場と430スクラップ相場の推移 最近半年

 

 LMEニッケル相場はトン当たり21000〜22000ドルで停滞。しかしニッケル銑鉄は下落、という環境。指標的には下げ、だがスクラップ発生が少ないゆえの需給バランスミートでもちあっている。

 

 国内ステンレスミルの購入マインドは依然として低い。まだ減産継続中。しかしながら輸出の韓国、中国向けが動いていることでスクラップ需給は均衡。といっても、韓国、中国向けも高値は出ていない。中国もさほど欲しがっている訳でもないのでマーケットは落ち着いている。

 

 韓国向けも物量は別として、単価は高くはない。

 25日にPOSCOの韓国内での6月のステンレススクラップ購入価格が発表され、下記の内容に。

 

1. SS304 : KR1,990/kg (60ウォン下げ)

2. SS316 : Skip (購入無し) 

3. Cr(14%) : Skip (購入無し)

 

 ニッケル相場の先行き及び原料需要からするとステンレススクラップはしばし軟調な展開が続く。秋の声を聞くまで?

 

 

(IRuniverse/MIRU.com)

 

 

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