名古屋港でシステム障害発生 アルミ再生塊の主要輸入港として知られる
2023/07/05 16:59 FREE
名古屋港運協会は5日、 4 日午前 6 時 30 分ごろから名古屋港内全てのコンテナターミナル内で運用している名古屋港統一ターミナルシステムに障害が発生し、ターミナルへのトレーラーによるコンテナ搬出入作業を中止していると発表した。
発表によると、システムを運用している名古屋港運協会ターミナル部会が愛知県警察本部と打合せを行ったところ、ランサムウェアに感染していることが判明したという。
協会は、6日午前8 時 30 分からの作業再開を目指し現在復旧作業を進めている。
名古屋港は主要なアルミ再生塊の荷揚げ港として知られており、5月の輸入量は、40,184トンで、UAE、中国、ロシアの順で輸入量が多い。
(関連記事):2023年5月アルミ再生塊輸入統計分析 ロシア塊が半減も全体では増加
(IRuniverse G・Mochizuki)
関連記事
- 2024/05/09 2024年3月アルミ再生塊輸入統計分析 2カ月連続8万トン台に後退 2020年10月以来の低水準 累計前年超え
- 2024/05/09 2024年3月 アルミスクラップ輸出統計分析 大幅に2カ月連続増加 単価は過去最高更新
- 2024/05/08 4月のアルミ概況および5月の見通し 橋本アルミ(株)橋本健一郎
- 2024/05/07 千葉県、ヤード条例施行から1ヶ月経過した現状は?――事業者からは賛否の声
- 2024/05/07 コンテナ運賃動向(2024年4月)、5月に入り一気に上昇
- 2024/05/07 日中コンテナ荷動き(2024年2月)―輸出減でも輸入増
- 2024/05/07 LME Weekly 2024年4月29日-5月3日 銅は米高金利長期化懸念のドル高などで6週ぶり反落
- 2024/05/03 新旧民間航空機の受注納入について(24年3月)
- 2024/05/03 民間航空機受注納入統計(24年3月)
- 2024/05/02 カザフスタン、金属スクラップ輸出禁止を延長 7年前から実施、地元企業保護目指す