2025/12/01 17:09
文字サイズ
国内アルミ合金・スクラップ市況は超高値圏でなお上値を試す展開が続いている。原料のスクラップ市況の指標になるLME相場が1トン2,800ドル超の水準で推移、これに円安、国内発生薄が重なり、同市況を押し上げており、採算見合いで製品も値を上げる循環になっている。1日現在、主要銘柄の国産ADCで11月中旬比安値・高値とも5円高の1キロ当たり410‐425円の水準にあり、「年内430円相場の出現」も現実味を帯びてきた。ただ、実需の戻りは鈍いだけに、先行きに不透明感が広がってきた半導体需要見合いなどから、年明けの反落を指摘する声も出ており、未踏の高値領域に足を踏み入れて、リスクを意識した微妙な空気感も漂い始めている。
この記事は会員限定です。お申込み確定後に続きをお読みいただけます。
新着記事
中国のガリウム、ゲルマニウム、インジウム、セレン、テルル、レニウムなどの稀散金属の開発利用は大きなブレイクスルーを遂げた
2025/12/01
2025年11月LMEニッケル相場の推移一覧 終盤の反発力欠き大幅続落 供給過剰懸念根強く
2025/12/01
第66回電池討論会:東京大学ARIMブースが紹介するARIMネットワークの広がり
2025/12/01
アルミ合金&スクラップ市場近況2025#22 超高値圏でなお上値を試す――国産ADC 足元425円水準に!! 今後、430円台乗せの可能性も
2025/12/01
DRAM市場動向:CXMT、HBMへ急速なシフト
2025/12/01
2025年11月LMEアルミ&NSP相場推移 銅に追従高 3カ月続伸
2025/12/01
▶︎Calling for the Participation to BATTERY BHARAT 2026 (JPN/ENG)◀︎
2025/12/01
FREE
赤澤経産大臣がカナダの鉄鋼製品関税割当措置に「遺憾」、見直し求める
2025/12/01
UPDATER 廃棄パネルが世田谷の電力に「じりじりリユース発電所」同区民向け優先販売、本日から開始
2025/12/01
FREE
(速報)2025年11月国内新車販売台数 販売数減続く
2025/12/01