アルミ合金&スクラップ市場近況2023#19 合金・スクラップ相場共に上値をうかがう展開に
2023/10/02 16:14
アルミ合金と国内アルミスクラップ市況は、需給の引き締まりを映して上値を追う形で推移している。自動車大手8社の8月の国内生産台数は合計で前年同月比10.1%増と、メーカー間にまだら模様は残るものの順調に推移。これに発生薄によるスクラップ高が重なり、合金市況の先高観を生む展開になっている。国内の発生薄に拍車をかけるスクラップ輸出にも円安で弾みがついており、両市況の上値余地は一段と広がってきた。
関連記事
- 2025/07/10 工作機械工業会受注速報 25年6月受注は0.5%減1332億円、9ヶ月ぶりに同月比減少
- 2025/07/08 アルミUBC自治体入札2025#14 横浜市9月渡しは再び290円台の領域へ
- 2025/07/08 欧州委、CBAMの対象拡大に向け意見募集 電力・下流製品・回避対策も視野に
- 2025/07/08 鉄鋼・非鉄関連会社の決算発表予日定一覧:最終版
- 2025/07/08 アサヒセイレングループのSAN、新保軽合金からアルミリサイクル事業譲り受け
- 2025/07/07 ギニアのボーキサイト輸出量が過去最高 1-6月、中国の加工需要が押し上げ・外電報道
- 2025/07/07 EuRIC、EUアルミスクラップの輸出規制案に強く反対
- 2025/07/07 大日本印刷 脱アルミが可能なPTP用プラスチックフィルム開発
- 2025/07/06 LME Weekly 2025年6月30日-7月4日 ニッケルのぞいて揃って下落 トランプ関税不安が重し
- 2025/07/03 揺れる非鉄金属スクラップ問屋経営のいま6 持ちつ持たれつの日中問屋関係ー国内資源循環に貢献する中華系