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2023電炉鋼材フォーラム @普通鋼電炉工業会

 2023年12月11日(月)14:00~16:50に普通鋼電炉工業会主催による2023電炉鋼材フォーラムが東京国際フォーラムE2及びライブ配信で開催された。対面307人、ライブ配信722人、総勢1,029人が参加。

(株)鉄リサイクリング・リサーチ 代表取締役 林 誠一氏がカーボンニュートラルで電炉製鋼法が注目されるなか、「日本と世界の電炉鋼と鉄スクラップ需給・現状と展望」と題して講演し、特に、アメリカ、中国及び日本について、現状と展望についてマクロ的な視点で分析した。

 

 

 

 普通鋼電炉工業会 会長 渡辺 敦氏(JFE条鋼株式会社 代表取締役社長)が開会挨拶、講演者及び講演内容の紹介を行った。

 

 2023年電炉鋼材フォーラムは、                                     

 2019年以来、東京地区においては4年目の対面開催となった。遠隔地の皆様への便宜を含め、オンライン併用となった。

 

 対面307名、オンラインで722名の総勢1029名が参加した。

 

東京国際フォーラム会場の様子

 

 普通鋼の電炉業は鉄スクラップを電気炉で溶解した後、鋳造、圧延工程を経て鉄筋棒鋼、形鋼、平鋼などの普通鋼を電炉鋼材としてお届けしている。

 フォーラムの開催の目的は、

官公庁、自治体、建設会社、設計会社、鉄骨及び鉄筋の加工、流通、更には、教育・研究関係皆様方をお招きして、電炉鋼材に関して、特に、建設関連で使用する際の課題について学んでいただくとともに、

 

 業界側としては鋼材の情報を発信してPRを行うこと、さらに、リサイクル意識の高揚といった多くの目的のもと、2002年から開催されている。

 

 当初は1年に2回開催したこともあり、今回が23回目の開催となる。

 循環資源である鉄スクラップを活用した資源循環型の鉄づくりを通じて、世の中に材料を提供している情報を発信し、皆様にその情報を受け取っていただきたいとした。

 司会は普通鋼電炉工業会 事務局長 内藤 敏幸氏(写真左)

 

   

 

 普通鋼電炉工業会 品質管理委員会委員長 

 共英製鋼(株)執行役員 本社生産企画部長 上道 雅丈氏(写真右)

 

<最近の電炉鋼材の概況>

 電炉業は、原料として市中や各種工場から発生するリターンスクラップを活用し、建設用の鉄筋棒鋼、形鋼、H形鋼、平鋼等を製造するリサイクル産業である。

 普通電炉業の概況を説明した。

 

 

講演「カーボンニュートラルを取り巻く現状と東京電力グループの取組について」

普通鋼電炉業はその製造工程において大量の電力を使用する産業である。現在我が国ではエネルギーのカーボンジュートラル化が求められており、電気事業におけるカーボンニュートラルに向けた取り組みについて紹介した。

 

東京電力エネジーパートナー(株)

カーボンニュートラル推進部長 福田 敦氏

 

 

報告「電炉鉄筋棒鋼品質調査報告」

普通鋼電炉工業会 電炉鉄筋棒鋼品質調査委員会では、1984年から過去9回にわたり品質調査を実施し、その成果をフォーラムで公開してきた。

 

今回は10回目の発表となる。

定例調査編:電炉鉄筋棒鋼の現状について

各鋼種の代表サイズSD345及びSD490の化学成分、機械的性質、単位質量、節形状の調査結果を紹介した。

 

普通鋼電炉工業会 電炉鉄筋棒鋼品質調査委員会 幹事東京鐵鋼(株)阿部 康晴氏

 

 

報告「電炉鉄筋棒鋼品質調査報告」

特別調査編:高強度鉄筋の現状及び付着特性について

 

普通鋼電炉工業会 電炉鉄筋棒鋼品質調査委員会 委員長

千葉工業大学 創造工学部建築学科 教授 中野 克彦氏

 

 

 JIS G 3112「鉄筋コンクリート用棒鋼」に、SD490を超えるSD685B、SD785R等は2020年版で追加されたことを受けて、SD685BおよびSD785R相当品の化学成分、機械的性質、単位質量、節形状の調査結果を紹介した。

 

調査結果のまとめ

・高強度鉄筋の生産量は約8万トン/年で鉄筋全体の約1 %であった。

・高強度鉄筋における主筋とせん断補強筋の比率は約2:8

・化学成分、機械的性質、質量及び寸法は規格作成時の狙い通り、JIS G 3112:2020に定められた範囲内であった。

 

最後は、

講演「日本と世界の電炉鋼と鉄スクラップ需給・現状と展望」

株式会社 鉄リサイクリング・リサーチ 代表取締役 林 誠一氏

 

カーボンニュートラルで電炉製鋼法が注目されるなか、日本と世界の電炉の現状と展望について、特に、アメリカ、中国及び日本について、現状と展望についてマクロ的な視点で分析し、取り纏めた。

 

 

 林氏の講演概要については、後日、紹介いたします。

 

 

(IRUNIVERSE tetsukoFY)

 

 

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